答えは自分の中にある

北広島でヨガを伝えている本多由美先生の元で学んできた。日々の疑問を解決しようと意気込んで行ったのだけれど、由美先生の穏やかで心地よい佇まいに触れると、まずは、自分ことは一旦置いておいて、その世界観にどっぷり浸かろうと思った。

レッスンで教えて頂いたことは、どれもアシュタンガヨガに応用できるものばかりだった。だんだん、マニアックな話にもなり、私の抱いていた疑問には、どんどん解決済みの印がついていった。さすが、由美先生。

一番深く考えさせられたのは、「答えは、いつも自分の中にある」ということ。これに尽きるのかもしれない。由美先生は、解剖学の知識も深い方なのだけれど、一切難しい理論を押し付けず、「私は、こう思うし、こう感じるのだけれど、どうかな？」と相手を尊重する気持ちを忘れない。「教えてあげよう」とか「変えてやろう」とかいう押し付けが一切ないのだ。

生徒さん自身が探求していく作業を奪わないよう、体の中で起きていることをゆっくり丁寧に観察することを大切にしていけたらいい。ヨガだけでなく、生き方においても。もっと自由に、自分のパーソナリティにあったやり方を選択する。何を選ぶかは、自分次第。

動いて、体感して、探求して、確認しながら、ヨガも自分も深めていきたい。