苦手と向き合った先に

日記

先日、新規の方が、木曜クラスに足を運んでくださった。理由を聞いてみると「『北見・ヨガ』で検索して、ホームページをみて来ました!」とのこと。驚いたと同時に、とても嬉しかった。初めて「ウェブ検索」で出会えたお客様だ。

どなたかのお知り合いか、フライヤーがきっかけだろうと思っていたので、「検索して、来てくださることなんてあるんだ!」と、どこか他人事のような反応をしてしまった。素人感まる出しだったので、生徒さんをびっくりさせてしまったかもしれない。

ウェブページは、知識0から作り始めた。行動力だけは、よくほめられる。けれど、徹夜しても一向に進まないし、写真がないと様にならない。太刀打ちできないことが多くなると、次第にスローペースに。1、2時間で簡単にできる人がいるようで、うらやましい。私は、数日「メンテナンス中」のままで、「いつ公開されるのか?」と心配されていた。おまけに、「睡眠不足は、ヨガの仕事に差し支える!」という言い訳を思いつき、沈黙を保とうとしたが、周りの親切な諸先輩方が黙っていなかった。

公開した私のホームページをみて「突貫工事みたいだ。」と面白いツッコミを入れてくれる方がいた。パッと見は、完成したように見せていると言うことらしい。「うまいこと言うなぁ!」と大笑い。そして、その指摘に納得したので、再始動することができた。同時に、苦手さと向き合う作業も始まった。

ホームページを作ることやブログを書くことは、とても小さなことかもしれないけれど、私にとって、思い切って踏み出した未知なる挑戦。しばらくは「自分のことを公開することに、意味があるのだろうか。」「うまく文章が書けなくて、恥をさらすのではないか。」と躊躇していた。しかし、100パーセントを待っていたら、一生できずに終わってしまう。「やるか、やらないか。」をクズクズ考えた末に、出した結論は「やってみよう」だった。

まだまだ改善が必要なホームページだけれど、苦手と向き合った先に、新しい出会いがあったことが嬉しかった。

以前、「踏み出した人、続けた人にしか、その先の世界は見えない。」という言葉を掛けてくださった方がいる。何事もまずは「踏み出すこと」と自分に言い聞かせる。苦手なことはなるべく避けたいのが本音だけれど、続けていくとどんな世界が見えるのだろうか。楽しみだ。

あれもこれも抱え込んで自分を苦しめてしまわないよう、うまくバランスを取りながら、どうしても叶えたいと思うことには、愚直に取り組んでいきたい。