ありがとう、さようなら2021

ヨガ, 日記

今年も残りわずかとなりました。
皆様にとって2021年は、どんな1年だったでしょうか?

思い起こせば、秋頃までは我慢を強いられることがどんどん増えていき、身動きを取りにくい毎日が続いていましたね。たくさんの人が会いたい人に会うのを我慢していたので、今年の年末は集いやすくなってよかったなあと思っています。
反動はいずれやって来るのかもしれませんが、そんな不安は一旦置いておいて…1年の締めくくりなので「よく乗り切った!」と互いに褒め讃え合いたい気持ちになります。

私自身はというと、インドア生活をひっそり元気に楽しんでおり、仕事以外で外へと動き出すにはもう少し時間がかかりそうです。状況に関わらず、このまま内にこもる生活を望む自分になるのではないかと若干危惧しています。

夏ぐらいまでは試行錯誤を繰り返しながら、対面クラスの維持を模索していましたが、コロナを防ぐには自分の力だけではどうすることもできないのは明らかなので、対面はしばらくお休みすることに決めました。そのため、すっかりインドアになってしまい、約4ヶ月が経ちました。今だに寂しく残念な気持ちと安堵感が入り混じり、何とも複雑な心境です。

過去の写真を見ると「やはり対面クラスは良いなあ」と思ってしまいますし、「対面はまだですか?」というお問い合わせをいただくと、できることはないかと考えを巡らせています。

ただ、自分が本当にやりたいことや望まれていることを実現することが、人のためになるか、周りや自分が幸せになれるかどうかとは別なのだと。そんなことを、深く静かに考える良い機会になっています。また、オンラインクラスにご参加の生徒さんたちの取り組みや対話から得られるものも、私にとっては大きな喜びであり、確実に今後の糧となると日々感じながら過ごしています。(ただ引き篭もっているだけではない!…はず!!!)

ヨガクラスを開設してからは、どんな挑戦も学びになり、前に進み続けることで得られる人との繋がりで毎日が充実していました。ですが今は、がむしゃらに何かを成し遂げたり、新しいことに挑戦したりするよりは、自然の流れに身を任せながら、いろいろな事と心地よい距離感を保っていくことも同様に尊く感じています。
葛藤を抱えている時は、一旦離れてみると良いというのは本当ですね。(しばらくモヤモヤが続いている方に強くお勧めします)
ヨガを伝えたいという本来の想いや、周りの人と自分を大切に生きる心を取り戻すことができたと思っています。

ヨガを実践するから自然に変わっていったのか、コロナのせいでそうせざるを得なかったのか。
いずれにしても、日常にある大切なものに目を向け、一瞬一瞬を味わうヨガ的生き方を実践しながら、来年は皆様にお会いできる機会が少しずつ増えたらいいなと思っています。

年が明けたらすぐに息子の受験があるので、まずは近くで平穏に最後まで見届けた後、春以降の私のささやかな目標としては、

・ヨガの素晴らしさを知っていただけるように、どんな形でも一人でも多くの方にヨガを伝える。
・できる範囲で、少しずつブログの更新回数を増やす。
・小学校の講師として、子ども達と共に学習を楽しむ。
・我が子が親離れしていく様を慈しみ味わう。
・私の母が年々畑の規模を拡大中なので、無理のないように見守りながらなるべく手伝う。

です。

「もう少し」「できる範囲で」「なるべく」と、どれも曖昧な言葉で濁しているので、新庄ビックボスには叱られそうですが、1つに偏ることなく、トータルでちょうどいい塩梅になっていくといいなと思っています。
特に大きな宣言をしなくとも「十分充実していて幸せである」と言える生活を続けることこそが、もしかすると私の最大の野望なのかもしれません。実は欲張り?

皆様はどんな2022年にしたいですか?
大きな夢を抱いている方も、ささやかな幸せを願う方も、笑顔で1年を過ごせますように。

どうぞ良い年末年始をお過ごしください。