なかなか眠れないときは

寝付けない時、ヨガはもちろん効果アリだけれど、こちらの本もなかなかだ。

即効で眠くなる。
「解剖学を学ぶのに、おすすめの書籍は？」とヨガの先生方やトレーナーの先生方に聞くと、決まって勧めてくださるのが、この本だ。「そんなに素晴らしい本ならば！」と頑張って読もうとするのだけれど、毎回決まって２〜３ページでかなりの眠気が襲って来る。学ぶ気持ちは強いはずなのに、何がいけないのだろうか。ただ読んで覚える学習法は、私には効果がないようだ。

こんな感じで２、３年経っているので、流石になんとかしようと考えた。前にテレビ番組で、東大生が「音読した声をスマホで録音して、声を聞きながら覚えている」と話していたのを思い出した。かなり面倒な作業だが、目と耳でインプットしていけば、私でも覚えられるかもしれない。

一度決めたら、結構頑張れる。一気に５０ページを早口で音読してみた。声がカスカスになるのはもちろんのこと、頭を使ったせいか、かなりの疲労感だったが、録音した声を聞きながら本を読んでみないことには、頑張った意味がない。効果があるか試してみた。

結果は残念ながら、前よりも酷かった。１ページもいかないうちにテーブルに伏せて寝てしまっていた。

この本を勧めてくださった皆さんは、どうやって学んだのだろうか。「明日は大丈夫かもしれない！」という淡い期待を持ちつつ、他にいい方法がなければ、もう「快眠の本」として大切にしようと思う。