肩の力を抜く

ヨガ

背伸びしたとしても、格好つけたとしても、自分以上の自分になどなれるわけはなく、むしろ肩の力を抜いたほうが、案外うまくいくのだということを教えてくれたのがヨガだった。まだまだ見栄を張ってしまうことはあるけれど、その度に「大事な何かを犠牲にしてはいないか」「地に足がついているか」と自問自答する。

怠けるとか努力をしないとか言うこととは違って、精一杯取り組んでみた結果、できてもできなくても「今回は〇〇だったな」とありのままに受け取ってみる。自分にダメ出しすることで誤魔化さず、静かに一歩退いたところから、ただそうなっていることをありのままに見て、感じることができれば、自分という深さを知ることになるのだと思う。

余裕や自信がなくなると、ないものを付け足そうとし出す。そういう時も、あってもいいが、自分を枠にはめず、どのカテゴリーにも属させず、リラックスしてそのまま味わえたなら、より豊かになれるのではないかと思ったりする。そのスペースを作るために、ヨガを活用できたらいい。

もっともっと肩の力を抜いて、楽しんでいこう。