働く人の応援団

日記

昨年3月まで勤めていた小学校の元同僚の方から頂いた年賀状のメッセージに、「ヨガガールズがとっても元気です。今後ともよろしくお願いします」とありました。いつもヨガクラスに通ってきてくれているヨガ女子の皆さんが、職場で強くたくましく過ごしている様子は聞こえてきていましたが、本当なんだということがわかりました。私は教師として、若い先生方のお役に立てなかったので、ヨガを通じて少しでも仕事の応援ができているのだとしたら嬉しいです。

自分が教師になったばかりの頃は、職員数が多くて、年上の先生方にたくさんお世話になりました。何もわからないので、1つ1つ手取り足取り教えてもらい、授業を観てもらったり観せてもらったり。たくさんの嬉しいアドバイスもあれば、毎回泣きそうになるくらい厳しい指摘をするベテランの先生もいて、随分格闘しました。独身の頃は、あえて厳しい先生を追いかけてなんでも吸収しようとするチャレンジャーな生活を送っていました。(ん?今でも基本は変わらないかな?)

私の悪いところを長々と指摘したファックスが家に届いたこともあり、今ならその先生は「パワハラ」と言われちゃうんでしょうけれど、私は生意気にも「そこまで言われたくない!!!」と楯突いていましたし、先生から「なんて気の強い女なんだ!!」とさらに言い返され、バトルを繰り広げたこともありました。なんだか文字にすると恥ずかしいですね。若気の至りです。

昔は、こうやって学び、格闘し、チャレンジし、失敗し、検証し、ありとあらゆることを試しながら、もがき、磨いていく時間があったなあと思うのです。保護者の方は、「先生、一生懸命だからそのまま頑張れ!!」と、始めから教師としての実力がないことは承知の上で、一緒に子供たちを育てていこうと応援してくれた方が本当に多かった。当時は必死すぎて有り難みがわかりませんでしたが、たくさんの学ぶ機会と前に進む力をいただいていたんだなあ、恵まれていたなあと思います。

今の若い先生方は、教壇に立ったばかりなのに、あちこちからすぐに結果を求められることや、いろいろ試す時間や余裕すら与えてもらえないことに、なんとかならないかと思ってしまいます。自分なら萎縮して、前に進めなかっただろうと。

私が、いくらこのブログで「昔はよかった」「なんとかならないか」と言っても何も変わりませんが、現場では、若い先生方を育てようと奮起している先生方がいます。本当に頭が下がります。私は、たくさんお世話になったのに、どうしても見守り育てるという役回りが不得意だったので、時々、仲間が頑張っている話を聞くと、心から尊敬の念を抱きます。

私は私で、ささやかですが、自分の得意なヨガを通して、働く人を応援していけたらと思います。

今日は、また別の元同僚の方とお会いするので、ヨガガールズが職場で元気に活躍している様子を聞くのが楽しみです。