チャトゥランガ・ダンダーサナ

ヨガ

アシュタンガヨガの中で何度もやってくる、腕立て伏せのようなポーズ「チャトゥランガ・ダンダーサナ」体を下げていくときに、肘を90度に曲げて、横からみると板のように体をまっすぐにさせ、その状態をキープするというもの。

「チャトランガは難しい」という声は多い。私がアシュタンガヨガを始めた時は、1回もできず、すぐにうつ伏せになっていた。一般的な腕立てとは違って、腕を横に開かずに体に沿わせるというのにも、なかなか慣れなかった。

4月から始めた生徒さんたちは、今では、数え切れないチャトゥランガがやって来ても、最後までキープすることができるようになったけれど、最初はかなり苦戦していた。ヨガ後には、毎回「腕が筋肉痛です!」と訴えていた。それが、1ヶ月経ち、辛いという話や膝をつく回数がだんだんと減って来て、3ヶ月が経ち、姿勢を崩さずにキープできるようになってきた。腕だけでなく脚や体幹で支えることができるようになってきているのがわかる。全身の強さが備わってきている。

まだ始めたばかりで、つらく感じる人は、膝をついて肘を曲げて上体を降ろす練習からでOK。継続は力。腕の筋力がない状態で、無理に繰り返して行うと、関節の怪我に繋がってしまうので、焦らず少しずつ。
基礎を身につけ、安全で楽しいヨガを。