暮れゆく年に寄り添って(1)

日記

2024年も残すところあと1ヶ月弱となりました。
毎年のように、生徒さんたちと交わす「あっという間でしたねー」の一言。
今年もこの瞬間を共有できることへの感謝が込み上げてきます。

今年最後のクラスは12月29日(日)。
締めくくりにふさわしい時間をご一緒できればと思っています。
どうぞ最後までよろしくお願いいたします。

振り返ると私自身にとって、この1年は『刹那を生きた』と言えるほど、かけがえのない『いま』に意識を向け続けた日々になりました。それは、ヨガが教えてくれた生き方そのものでもあります。
その教えに加えて、今年、自然と「いま」に意識を向けることになった理由は、新年早々に起こった地震の出来事が大きく影響しているかもしれません。

自分や家族、大切な方々に、いつどんな困難が訪れるかわからない。決して人ごとではないと思いました。

あの瞬間、衝撃は計り知れず、何も力になれない自分に苛立ちや無力感を覚えました。ブログに書くことさえためらわれ、ただただニュースに注目し、遠くから思いを寄せるしかできませんでした。それでも、北海道、北見から支援に向かう方々の情報に触れるたび、微力でも私にできることを少しずつ模索しようと思えるようになりました。

あれから1年。今もなお困難な状況に置かれている方々が、一日も早く穏やかで快適な生活を取り戻せるようにと心から願っています。そして、この気持ちを持ち続け、自分のできることに注意を向け、日々を丁寧に生きることの大切さを改めて噛み締めています。

つづく