基礎の大切さ — 「できる」よりも「感じる」ことを大切に
基礎の大切さ — 「できる」よりも「感じる」ことを大切に
対面クラスが始まって、10日が経ちました。
ご予約の際に「筋肉痛になりました!」というご報告をたくさんいただいています。笑
同じポーズでも、人によって効いている場所が少しずつ違うのが、また興味深いですね。
呼吸に意識を向けながら、ゆったりと動いているようでいて、実は身体の隅々まで使われ、しっかり伸ばされていることに気づかれる方も多いようです。
もし筋肉痛が強く出すぎている場合は、動き方を調整するサインかもしれません。次回のクラス前に身体の様子を詳しくお聞きしますので、無理なく続けられるよう一緒に工夫していきましょう。
私自身も、対面クラスが始まってからは、自分の練習とは別に、基礎的な動きを行う時間がぐっと増えました。筋肉痛こそないものの、脚や腰、肩にこれまでとは違う感覚が出てきていて、変化を感じています。(☜嘘でした。筋肉痛が私も来ました…)
「見た目がどうか」「ボディメイクとしてどうか」というよりも、頭であれやこれやと考えず、毎回新鮮で真っ新な気持ちで、呼吸に意識を向け、どんな反応があるのかを観察し、それが日常生活にどう溶け込んでいくか…。
今は、そんな視点で日々の練習を続けています。
たった10日でも、身体って変わってくるものですね。そしてその変化は、自分自身の練習にも良い影響を与えてくれています。改めて「基礎」の積み重ねの大切さを実感しているところです。
私も、皆さんと同じく変化の途中にいます。一緒にその過程を楽しんでいけたら嬉しいです。
4月は、「基礎の基礎」を、スローペースで丁寧にお伝えしていきます。動きとしては、土台を安定させるスタンディングポーズを中心に行っていく予定です。
呼吸と足元が安定してくると、自然と上半身がリラックスできるようになります。
「力を抜く」って、実はとても難しいもの…。私自身、そこにずっと苦戦してきました。力を入れているつもりはまったくないのに、「もっと力を抜いて」とよく声をかけていただきました。
でも、できなくても大丈夫です。少しずつ、自分の内側の感覚に意識を向けることから始めていきましょう。
それでは、今週もどうぞよろしくお願いいたします。