スキーとヨガの相乗効果
スキーとヨガの相乗効果
日中は春先のように暖かい今日この頃…。明日の北見は最高気温3℃、最低気温-18℃だそうです。今年はまだ、散歩中にまつ毛が凍るような寒さは味わっていません。流氷の接岸が間近のようなので、そろそろでしょうか。寒さはつらいけれど、年々暖冬を実感するたびに、少し心配にもなります。5年後、10年後、どうなってしまうのでしょう。自分にできることは小さいけれど、環境に良い行いを大切にしていきたいと改めて感じる日々です。
先々週から、小学校でのスキー授業が始まり、私も引率しています。全4回のうち、1回目は雪が積もらずに延期。その後、2回は実施できました。残り2回も予定されていますが、明日の暖かさで雪が溶けてしまわないかと天気予報を気にしています。このまま中止にならず、なんとか最後まで実施できることを祈るばかりです。
フルタイムで教員をしていた時の私は、運動習慣はあったものの、忙しい時期にはかなり長い間休んでしまうこともありました。そのため、スキー授業の後は必ず筋肉痛になり、体力が今ほどなく疲労感も相当なものでした。だからこそ、前日はしっかり睡眠をとり、万全な体調で臨む必要がありました。スキーの後、そのまま午後の授業を教室で行うスケジュールだったので、体力管理は重要でした。(ちょっと大げさですね?アスリートみたい。笑)
それが今では、ヨガを定期的に続けているおかげで、以前より長時間滑っているにもかかわらず、筋肉痛は全くなし。むしろ、身体全体がほぐれてスッキリしています。スキーをした翌日のヨガは、脚全体でしっかり立てていて、足裏がマットに吸い付くような感覚もありました。また、肩周辺や膝から足裏までの筋肉も驚くほど緩んでいました。
スキー、恐るべし。そして、ヨガはもちろんのこと。
30代前半の頃、「もう歳だから…」なんて言っていた自分に伝えてあげたいです。笑
内転筋を意識することで変わる動き
引率が目的なので、スキーをしている時に身体の使い方や向上を意識していたわけではないのですが、結果として変化を感じました。
同時に、私の場合、身体の動きを向上させるには、ヨガの動きの中や日常生活でも内転筋をもっと意識できたらいいのだな とも思いました。
では、ヨガや日常生活の中で、内転筋を意識するにはどうすればいいのかをシンプルに考えてみると…
ヨガのポーズで意識する
・「ウトゥカターサナ(椅子のポーズ)」 で、脚や膝が外に開かないように内側へ引き寄せる
・後屈のポーズ では、脚や膝をできるだけ閉じるように意識する(腰やその他に負担がない程度に)
・立位のポーズ でも、脚の内側でしっかり支える感覚を持つ
日常生活で意識する
・椅子に座るとき、膝が開かないようにする
・散歩のとき、脚の内側を意識しながら歩く
・つま先の向きを少し内側にしてスクワットをする
ヨガをしていると、スキーの動きがスムーズになり、スキーをしていると、ヨガでの筋肉の使い方がより深まる。そんな相乗効果があることに気づきましたし、それを日常でも自然と行えるようにできたらと思いました。(ヨガの動きの中では、あまり頭で考えすぎることは避けたいので。)
もう少し色々と試してみて、また気づいたことがあればシェアしていきます。