誕生日会

日記

2/11は父の誕生日だったので、実家に家族が集合しました。
主役の父は、7年前にこの世を去ったので、本人は不在ですが、妹たちの旦那さんや子供達と集まり、毎年一緒にお祝いをしています。

母が、赤飯とお饅頭を作るのも恒例です。父がどう思っているかはわかりませんが、私だったら、嬉しく思うかな。ニヤニヤとみんなの事を見ていそうな気がします。ただし、父の分のケーキを買い忘れた私のことは、怒っているかもしれません。父は、超甘党だったので。

祝う気持ちは十分にある一方で、父がこの世にいないことを自然に受け入れられるようになったのかなと。(ただ忘れっぽいだけなのもある)
残された私たちは悲しんだ期間が長かったので、今こうしてみんなで「あー、忘れちゃったね。怒ってるかな?」と笑って言い合えるようになってよかったのかなとプラスに捉えることにしています。

もし、私が、父の歳で死ぬとしたら、あと18年しかありません。100年生きることを見据える時代と言われていますが、父が早く亡くなったせいもあって、自分や周りが、いつどうなるかわからないので、私は先の心配よりも「今をどう生きるか」の方に重きを置きたいと考えてしまいます。先のことを考えすぎて、幸せを後回しにしたくないし、悔いを残さず生きたいと思います。

ただ、未来を全く心配しないわけにいかないので、バランスが大事なのでしょう。「いざとなれば何とかなるか、何とかするでしょ」と得意の楽観主義で乗り切ろうとするのは、危険すぎる気もします。

父には、「お前の無鉄砲さを俺のせいにするな」と再び怒られそうなので、来年の誕生日会では、2年分のケーキを買うことと、「何とかなるでしょ」の回数をもう少し減らして、堅実な姿を見せると誓いたいです。