ティンシャ

ヨガ

ヨガクラスのシャバアーサナの最後に鳴らす「ティンシャ」

元々は、チベット仏教の法具で、旅の危険から身を守る魔除けや、読経や瞑想の際に使われていた。今では空間を浄化したいときや、瞑想やヨガ、ヒーリング目的などで使用されている。

実は、このティンシャを買ったのは2012年の8月。先日、美幌ヨガキャンプで講師をされていた更科有哉さんがインドでの修行の際に買ってきてくださったものだ。有哉さんからティンシャを譲り受けた先生が「栄子さんが使うんだったら取っておくよ」とわざわざ連絡をくれた。

当時は、「いつかヨガを伝えることができたらいいな」程度のぼんやりとした思いだったのだけれど、「使えるように頑張ります!」と譲ってくださった先生に話して購入したのを覚えている。

あれからちょうど7年。とても美しい音色が出るこのティンシャは、残念ながら、今までは我が家の魔除けや目覚まし時計としてしか活躍の場がなかった。(先生、ごめんなさい。)随分と時は経ってしまったが、やっと真っ当に使えるようになって嬉しい。

クラスを締めくくるにふさわしい、澄んだ音色を出せるようになりたいものだ。まだ、ちょっとぎこちない。息子を起こすために、気楽に「チーン」と鳴らしていた時のほうが、いい音色だったのは気のせいか。

明日のクラスでは、もっと思い切りが必要かな。