ヨガキャンプ美幌
土日に開催された「ヨガキャンプ美幌」。私は土曜の午後だけ参加した。今朝の新聞によると、約200人集まったとのことだ。こんなに大勢の中でヨガをするのは初めて。好きな先生のワークショップやマイソールクラスにはたくさん参加してきたから、ヨガイベントにも出たつもりでいたが、味わったことのない賑やかな会場の雰囲気は、これまで参加したものとは違って圧倒された。
私のクラスへ来てくれている生徒さんと会い、マットを並べて始まるまでおしゃべりをした。生徒さんと言っても、実は私よりもずっと長くヨガを教えている先生。近郊で活動している先生方に会う度に、私を「北見でアシュタンガヨガを教えている先生なの」と紹介してくれた。色んな方と繋いでくれようとしているのが伝わって来て、始まる前から胸がいっぱいになった。ヨガイベントは色んな楽しみ方ができるのだな。みんながキラキラしている様子を見ると気持ちが上がった。キラキラオーラを出すまでには至らなかったが、私なりには十分楽しめた。
3クラスのうちの2クラスは、更科有哉先生のヨガを受けた。有哉さんに会うのは、半年ぶり。有哉さんに会いたくて来ているファンの邪魔にならぬよう、誰もいなくなったのを見計らって挨拶に行ったら「お!栄子ちゃん。北見から美幌は近いもんね。」と握手を求めてくださった。大きなイベントでも、いつもと変わらぬ気さくな有哉さん。
有哉さんのクラスでは、普段の感じている疑問について解決できたので、参加してよかった。「クラスにチャレンジポーズを入れてくるだろう」という予想が見事的中。毎度毎度、有哉さんの提案におっかなびっくりしながらチャレンジしてみる。最初はできないのだけれど、帰って一人で何度も練習するうちに、扉が開かれたことが多々あった。今回、アシュタンガを始めたばかりの生徒さんが、良い刺激を受けているのを見られたのもよかった。
もう一人、受けたかったのはaya先生のクラス。
とても人気の先生。外見だけではなく心遣いも美しかった。aya先生は、私が一番後ろでマットを置けずにいるのに気づいて、わざわざ来て声をかけてくださった。また、帰り際に「狭くてマット置きにくかったけれど、大丈夫だった?」と再び声をかけてくださったのだ。50人近くはいたと思われる会場の中で、顔を覚えていられるなんてプロだ。aya先生は、クラス後に急いで後ろへ移動し、自らドアを開けて参加者を見送っていた。人気がある理由がわかった。
あまり進んで写真を撮ってもらうことはしない方だが、気づいたら撮影コーナーの列に並んでしまっていた。見た目の美しさだけなら並ばない。惚れてまう。
写真を見ると、もう一歩aya先生に寄れなかったのが何とも残念。かなり近づいたつもりでいたのに、ドキドキしすぎて、この距離で精一杯。
ヨガクラスには、これまでは100%自分のためだけに参加していた。今回は、教える側としての目線が加わり、さらに学ぶ事が多かった。思い切って参加してよかった。これからの自分の練習とクラスで生かしていきたい。