大地の恵み

日記

先日、訓子府町にある北見農業試験場のイベントで、「ちはやひめ」という新しい品種の小豆を頂いてきた。じゃがいもも一緒に、こんなにたくさん。

イベントに参加した最初の目的は、小豆ではなく、訓子府のミルククラウンさんが出店しているソフトクリームを食べに行くためだった。ヨガクラスに参加してくれた生徒さんと、ソフトクリームだけ食べて帰ろうと思っていたところ、農業試験場の職員の方が「スタンプラリーに参加すると、パンやお汁粉、ジャガイモの試食ができて、さらに景品がもらえますよ!」と声をかけてくださった。

このイベントは、オホーツクの農業を知ってもらうために、例年行われているのだそう。とても素敵なイベント。趣旨を理解せず、完全にソフトクリーム目的で行ったので申し訳ない気持ちになった。夏休み中だから、子どもにも喜ばれそう。でも、あいにくの天気で人が若干少なめだった。せっかくなので「子どもになったつもりでスタンプラリーを楽しんじゃおう」と参加させて頂くことにした。

第一問目のクイズを探していたら、「いやいや、まずは試食コーナーへ」と手厚いおもてなしを受けた。のっけから満腹。

小豆が本当に美味しかった。粒と豆の味がしっかりとしていて、全く煮崩れていない。固めの粒が好みだった。小豆の他にも、小麦とジャガイモの品種についても職員の方から説明を受けた。先に試食したものは、すべて北見農業試験場で育成された新品種だとわかった。まだ耳慣れない品種ばかりだが、数年後にはメジャーになっていくのかな。オホーツクの気候に合わせた品種が日々研究されていることを知って、とても勉強になった。

大自然に囲まれながら、美味しいものをお腹いっぱい食べることができて贅沢な時間だった。北海道に生まれて、本当によかった。農家さんと農業試験場のみなさんに感謝!オホーツクで誕生した品種が、日本全国で有名になっていくと嬉しい。地元食材をなるべく選んで、応援していきたいと思った。

そして最後には、ミルククラウンさんのソフトクリーム。

このキッチンカーで多くのイベントに出店されているのだそう。牛乳の甘さを感じる優しい味。やっと訪れることができた。

たくさん頂いた小豆は、ほんのり甘く煮て、手作りしたミルクプリンの上にかけてみた。

自分好みのあっさりとした味にすると、つい食べ過ぎてしまうから困る。甘さ控えめにした意味がないな。

今はお盆休みだから、きっと私のように「食べ過ぎたー!」と嘆いている方もいらっしゃるのではないだろうか。でも、お盆明けにはヨガでたくさん汗をかいて消費するので、罪悪感は必要ござらぬ。

ご先祖様をお迎えし、一緒に食を楽しみたい。