3年ぶりの再会|対面プライベートヨガ

ヨガ

今日はプライベートヨガレッスンがありました。転勤で北見を離れていた生徒さんと3年ぶりの再会です。1月1日にご連絡をいただき、ヨガへの強い思いが伝わってきました。お忙しい中、足を運んでいただきありがとうございました。

オンラインヨガにはご参加いただいていたものの、直接顔を合わせると近況を伺いたい気持ちが湧いてしまい、「まずはヨガね!」と何度も言い聞かせながらレッスンを始めました。

久しぶりのヨガとのことだったので、今の状態を丁寧に確かめながら、徐々に全身を動かしていきました。体を伸ばすことや動かすことに加えて、力みすぎないよう、余分な緊張を緩めることも意識してガイドしました。

生徒さんから「今年はアシュタンガヨガで、以前続けていた時のような強さを取り戻したい」という言葉がありました。かつての柔軟性や体力と今の状態を比べ、少しがっかりされているご様子に、私自身の経験とも重なり共感しました。

けれど、私が何より心を動かされたのは、身体的な変化ではなく、静かに自分と向き合う姿勢が以前と変わらず大切にされていたことです。しばらく会わなかった間にも、ヨガを通じて学んだことや、これまでのクラスで過ごした時間が生き続けているのだと感じ、胸がいっぱいになりました。

「以前のような強さを取り戻したい」という目標に向けて、まずは今の生活の中で無理なくできる小さなことから始めよう、という話になりました。今回はヨガだけでなく、呼吸法、瞑想、アーユルヴェーダ講座で得た知識も少しお伝えしたので、興味のあることから取り入れていただけると嬉しいです。まずは太陽礼拝と白湯を試してみるとのこと。どんな変化があるか、次回お会いするのが楽しみです。

レッスンの後は、我慢していたおしゃべりを解放するため、カフェに場所を移して思う存分お話ししました。出会ってから今までに、互いに環境や状況が変わっても、変わらない強さや面白さを生徒さんの中に見つけ、安心すると同時に、自分自身の中にも同じような一面があることに気づかされました。

ここ数年、自分と向き合うことを大切にしてきたからこそ、「自分のことがわかってきた」と思っていましたが、どこまでいっても案外自分のことはよくわからないものかもしれません。「どうして私はこうなんだろう?」と思うこともあるけれど、そういう自分を生徒さんが受け止め、気に入ってくれているのだと感じ、心がほぐれました。

次回お会いできる日が、今からとても楽しみです。