「コロと歩く瞑想」
今日はとても暖かい1日でした。
と言っても、気温はプラス5度ですが。
我が家のコロは、もっと寒くて雪の深い日が好きなようです。
夕方の散歩は私の担当で、季節によりますが私の足で毎日だいたい3000歩ほど歩いています。そうなると、四足歩行のコロは、私の何倍もの歩数を歩いていることになります。
散歩中、私はコロの歩みに注目しながら「コロと歩く瞑想」をよく実践しています(☜本物の「歩く瞑想」とは違い、これは私が勝手に名付けたものです)
過去に体験した「歩く瞑想」と似た感覚になり、毎日一生懸命歩くコロへの愛情がじんわり増してくるので気に入って続けています。
冬の散歩は滑りますし、人と車通りの多いところでは危険なので、広い遊歩道や堤防沿いの道を選びます。リードを短く持ち、周囲の気配を感じながら、できる範囲でコロの動きと四足の歩みに注意を向けています。他のことはあまり考えず、ただただ散歩に集中する時間です。
コロは来年10歳になります。人間の年齢に換算すると56歳で、いつの間にか私を追い越してしまいました。
動物病院の先生からは「シニア犬は1日2回10分程度の散歩で十分」とアドバイスをされています。そう考えると、かなり歩きすぎているのかもしれません。そろそろ気をつけなければと思いつつ、もしかすると今が過去最長の散歩時間かもしれません。冬が大好きなコロの様子を見ながら、ちょうど良い塩梅を探し、毎日続けていきたいと思います。
私は大自然の田舎出身で、子供の頃、動物といえば「飼うものではなく、その辺りにいる存在」でした。唯一飼ったことがあるのはヤギだけで(家畜ではなく、いつの間にか我が家にいた存在でした)。
そんな私が犬を飼い、コロのおかげで犬と暮らす幸せを知ることができました。(コロ自身にとってはどうなのだろう、と時々考えてしまいますが……)
やがてコロも歳を重ね、歩くのがだんだん大変になる時が来るのでしょう。だからこそ、今の1歩1歩を大切にしながら、「コロと歩く瞑想」を楽しみ続けたいです。