コロと宅練
マットを敷くと、いつも一足先にダウンドッグをするコロ。ラストアーサナ前には、必ず私をじっと見守ってくれます。
ここ数年、宅練だけになった私のそばで、コロはまるで先生のように付き添ってくれる存在です。
最近は寒くて動きを途切れさせたくないので、夫がいる日はヨガ部屋の扉を閉めて集中するようにしています。でも、コロはその扉の前で静かに待機。吠えることもなく、気配を消してじっとしています。
扉を開けると、こんな顔で。
「ちゃんとやってる?」と言われている気がして、「ありがとう、頑張るよ」と返すと、満足そうに戻っていきました。
息子が幼かった頃から数えると、こんな感じの日常は18年ほど続いていて、コロとはもうすぐ10年目になります。
集中が途切れる環境でも、受け入れてまた集中し直す――そんな練習が少しずつ上手になってきた気がします。集中しているけれど、張り詰めすぎない。そんなちょうどいい塩梅でいられるようになったので、私にはよかったかなと。
コロは、私のラストアーサナを何回見守ってくれたのでしょう。他は寝ているのに、ラストアーサナだけは真剣に付き合ってくれる。気配に敏感なコロだからこそ、何かを感じ取っているのかもしれません。
最近は、「そのポーズばかりじゃなく、次に進め。チャレンジしなさい。」と言われているような気もしています(きっとコロではなく、私の心の声ですが)。
冬の間に自主練を強化し、2025年は遠征して対面クラスに挑戦することが目標です。