繰り返し学ぶ

ヨガ

以前、インドへ行った時、先生から安全に後屈をするための準備やテクニックを教えていただきました。
インドから帰ってきてからも実践を続けていた間は、徐々に身体が変化し、苦手だった後屈が心地よく感じるようになりました。
でも私の悪い癖で、慣れてくると近道をしようとし始めるんですね。アシュタンガヨガはストレッチなどの準備運動がいらないと言われているし、入念な準備を省いても、大きな変化はないだろうと勝手に安心して、いつしか取り組まなくなっていきました。

得た感覚はすぐに失われる訳ではありませんが、徐々に薄れていくので気づきにくいんですね。その間、他の取り組み方があることを知ったり、動画で情報を入手したりして、もっとよくできる方法はないかと試行錯誤しているうちに、後屈で怪我をしてしまいました。今思えば、自分には合わない方法だったのだと。実践してみなければわからなかったので仕方ありませんが、結構辛い期間が1年ぐらい続きました。

ようやく回復してきた今、インドで教えていただいた事を再復習しようと思って、当時のヨガ日記と記憶をたどりながら、1ヶ月前から実践しています。そして偶然にも、今、学びを受けている講座の第1回目で、同じ内容が取り上げられました。学び続けると、再び巡ってくるものなんですね。

今の講座でより詳しく学ぶことができました。なぜ、自分が後屈を怪我をしてしまったのかも、よくわかりました。

本当に亀のような歩みです。でも、生徒さんに安全な方法をお伝えできるので結果的によかったと思っています。
何度も何度も実践し、定期的に学び続けることの意味を改めて実感しています。

これから毎日、より心地よい後屈を目指して練習に励みます。
夏の間は身体が開きやすいので、7、8月はチャンスなのです。

後屈に苦手意識のある方、結構多いのではと思います。
クラスでは、腰や股関節を痛めない方法をお伝えしていきますね。