自分にアーサナ(ポーズ)を合わせる
定期的に通っている方の変化に驚いている。クラス数は決して多くないのに、時間を合わせて通ってくれていることがとても嬉しい。
そして、今まで生徒さんが怪我をすることなくクラスを進めることができていることにも感謝。ヨガをする側の生徒さんと伝える側の私が相互に気をつけていけば、怪我をするリスクがぐんと少なくなる。以前、アシュタンガヨガのワークショップに参加した時、クラスが始まる前に先生が「違和感や痛みがあれば無理せず必ず伝え、ポーズから離れるという選択肢があることを忘れないで」「怪我をしないように、生徒である皆さんも協力してください」と話してくださった。その言葉を聞いた時、心が開かれ、何とも言えない優しい気持ちに包まれた。
ヨガは、アーサナを完成させることが目的ではないので、自分の体に優しくする選択を持ち合わせながら練習することが大切。だから、伝える側は、提案はするが生徒さんとよく対話して、難しければ他の選択肢を用意し、最終的な決定権は生徒さんにあることを伝えていかなければいけない。
ポーズに自分を合わせていく楽しさはもちろんあるので、私にも頑張りすぎていた時期があったけれど、無理をして怪我につながることが多かった。その怪我は、今に十分生かされているから、結果よしとしているが、生徒さんには同じ思いはなるべくさせたくない。
「自分にアーサナを合わせていく」という考え方があることをクラスで伝えていきたい。